フランクフルトの見本市に出店していたケアスティン ドレクセルさんに会った時、なんてステキな人なんだろうと思いました。 ご覧のとおり 超美人!でも、話し込むうちに、彼女の工房設立までのことや、企業哲学を聞いてとても感銘を受けました。
私が何気なく、「あなたの女の子は、KWOにあるマックスとモーリッツの人形に、ちょっと似ているわね」と言ったら、「それは、私の父が作ったものなのよ」と言われてびっくり。彼女の父は、ヘルムート・フラーデは、KWOで長く働き、木のおもちゃや造形について、優れた研究者でもあった方だったのです。 もともと博物館員として働いていたドレクセルさんは、ドイツ統一で、失業を味わったところから出発して、工房設立。「東ドイツにいた人間にとっては、統一は、誰にとっても、痛みを伴うものだったのよ」と語った言葉が、心に残っています。s ドイツ再統一の中から、自身の工房を作る際に、彼女には、ひとつのポリシーがありました。 それは、、、 トレードマークとなった小さなエンジェルの女の子は、10の木の部品から、組み立て、ひとつひとつ塗って仕上げるまで、何と68もの工程を経るそうです。中でも、亜麻の髪を、植え込んで束ねてカットする作業は、繊細そのもの。ピンセットが欠かせません。 フラーデ工房の作品は、グリム童話の挿絵も描いた19世紀の画家、ルードウィッヒ・リヒターの作品に、インスピレーションを受けているとのこと。ドレクセルさんは、ドレスデン生まれのリヒター の作品が、ザクセンのメンタリティを、よく伝えていることに共感しているといいます。 田舎で、のびのびと過ごす少女たちの姿には、健やかで、ロマンチック。両者共通するものがあるようです。
「あなたの国も、歴史と伝統があるから、私の作品が、受け入れられたのだと思うわ」 ドレクセルさんは、おっしゃっていましたが、日本人は、枕の草子の時代から、 小さなもの、ミニチュア好き!そして、おひな祭り、五月人形とお人形を飾る習慣があったからでしょう。小さくて高価なもの。それは、とっても大事にしたくなるかわいいのもなんです。
フラーデ工房は、ケアスティンドレクセルが運営する工房です。 現在25名くらいの女性が働いているとのこと。 本物の亜麻色の髪を束ねて作る小さな天使。このお人形は、彼女のオリジナル。 ミニチュアにこだわり、その精緻さには、他の工房とは、一味も、ふた味も違います。 フラーデ工房の作品の中から、ショップダンケでは、ひとつの世界が確立している 壁飾りと、小箱に入った屋台シリーズを、お届けします。
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